6 ひかるいし
トゥリーのいうとおり 石は
月の時間はブルーの光によって、
太陽の時間は ココロのよく知る香りで方向を知らせてくれました。
2日目の太陽の時間、大きな山が見えてきました。
『あそこを登るの?』
『そう、険しい山道ではあるけれど 君ならかならず登れるよ』
とてつもなく急な斜面、雨でぬかるんでは
足をすべらせ 転げ落ちたりを繰り返しつつも
しっかりと手に石をにぎりしめて ココロは進んでゆきました。
トゥリーのいうとおり 石は
月の時間はブルーの光によって、
太陽の時間は ココロのよく知る香りで方向を知らせてくれました。
2日目の太陽の時間、大きな山が見えてきました。
『あそこを登るの?』
『そう、険しい山道ではあるけれど 君ならかならず登れるよ』
とてつもなく急な斜面、雨でぬかるんでは
足をすべらせ 転げ落ちたりを繰り返しつつも
しっかりと手に石をにぎりしめて ココロは進んでゆきました。
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