6 ひかるいし
トゥリーのいうとおり 石は
月の時間はブルーの光によって、
太陽の時間は ココロのよく知る香りで方向を知らせてくれました。
2日目の太陽の時間、大きな山が見えてきました。
『あそこを登るの?』
『そう、険しい山道ではあるけれど 君ならかならず登れるよ』
とてつもなく急な斜面、雨でぬかるんでは
足をすべらせ 転げ落ちたりを繰り返しつつも
しっかりと手に石をにぎりしめて ココロは進んでゆきました。
香りと宝石と言葉の魔法
ツインレイ sen
トゥリーのいうとおり 石は
月の時間はブルーの光によって、
太陽の時間は ココロのよく知る香りで方向を知らせてくれました。
2日目の太陽の時間、大きな山が見えてきました。
『あそこを登るの?』
『そう、険しい山道ではあるけれど 君ならかならず登れるよ』
とてつもなく急な斜面、雨でぬかるんでは
足をすべらせ 転げ落ちたりを繰り返しつつも
しっかりと手に石をにぎりしめて ココロは進んでゆきました。
HARS 2017年 11月号
anemone2018年 2月号