11 かくにんする
こころたちが 再会できてから
それぞれをガイドしてくれた精霊たちと
いったんわかれ
この青い星の青さのもとである
「海」のちかくで
おさかなたちと すごしながら
おたがいのそんざいを 「ハート」の部分で
かんじられるかを まいにち試していました
ふしぎなことに 扉をひらく鍵でつかったひとつの石が
たがいのハートの色とおなじ
ピンク色をしていました
ひとつだったときの なつかしい香りと
感覚はどちらもありましたが
おとこの子のやくわりの「こころ」 のほうが
より強く「とくべつにたいせつ」と
わかるようなのでした
そして てをつなぎあうだけで とてもとても
「しあわせ」な感覚でした
そんなときは
ピンクの宝石も キラキラと透き通り
まぶしく かがやいていました
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