15 てばなす
パンのまち にやっとたどりつき
ひさしぶりに パンをじょうずに焼くおとこの子と
すごしていた おんなの子のこころは
その子がおしえるのがじょうずなのは
わからない相手にとって わかるように
そのあいてのハートにぴったりなように
せつめいしてくれるからだと 「きづき」はじめました
「わたしは・・・・・・なぜばかりいって
じぶんのハートばかりみて・・・・・
もうひとつのこころのハートを わかろうとしてなかったのね」
こころのなかの ”わだかまり” をてばなしてみると
なみだが なみだが
とまりません
なくほどに ふかいふかい黒ずんだ宝石が
もとのピンク色にもどってゆきました
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