16 めざめる
おんなの子のこころは たくさんたくさん
ないて あるいているうちに
きづくと 精霊の樹のまえにたっていました
精霊のことも どこかわすれてしまっていたことに
また おもいだしないていました
「わたしは・・・・ あんなにきめて
さがしに旅にでたのに・・・・ 精霊にも
てつだってもらってやっと・・・・・であったのに
なぜ ばかりいって・・・・
もう もう今度こそ2度と もうひとつのこころを
せめたりしないし ありのまま そのままを
だいすきって つたえにもどりたい!!!!!」
たましいからのねがいを ことばにしたとき
ピンク色の宝石 ブルーの宝石 グリーンの宝石が
いっせいにひかりかがやき
精霊がめのまえにいました
「ほんとうの光にきづけたんだね おめでとう!!」
精霊とまた再会できたことにも
またうれしくなって
なきながら たずねました
「わたし・・・わたしね もうひとつのこころを
真っ黒にしてしまったの
いまからもどって まにあうの?」
精霊はいいました。
「きみがほんとうの光にめざめたのだから
だいじょうぶ もうひとつのこころは
どんなにはなれていても
きみとハートでつながっているんだよ
3つの宝石をもっていって かさねあわせてごらん
奇跡がかならずおこるよ」
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